【モスクワ時事】ロシアでプーチン政権批判を恐れず、独立した報道を行ってきたラジオ「モスクワのこだま」が3日、解散を決めた。ロシア検察当局は1日にロシア軍のウクライナ侵攻に関する「偽情報」を流しているとして、同ラジオの視聴に規制をかけるよう通信監督当局に要請していた。  同ラジオはソ連崩壊直前の1990年に設立され、新生ロシアを象徴するメディアの一つとして高い人気を誇ってきた。ウクライナ侵攻後、プーチン政権は反戦機運の高まりを警戒し、メディア統制を徹底強化している。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 独立報道のラジオ局解散=ウクライナ侵攻で政権が圧力―ロシア