【ニューヨーク時事】米中西部ミネソタ州で2020年5月、黒人男性ジョージ・フロイドさんが白人警官デレク・ショビン被告=事件後に免職=に押さえ付けられ死亡した事件で、同州の連邦地裁の陪審は24日、現場にいた同僚の警官3人=同=に有罪評決を下した。量刑は後日言い渡される。  3人は、ショビン被告がフロイドさんの首を圧迫し続けた際に助けず、医療措置を受ける憲法上の権利をフロイドさんから奪ったなどとして、連邦法違反の罪に問われていた。実行犯だけでなく違法行為を止めなかった警官が有罪となるのは異例で、専門家は米メディアに「警察文化を大きく変える可能性がある」と指摘した。  3人は州法の殺人ほう助・教唆の罪にも問われている。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 元警官3人に有罪評決=黒人暴行死で権利侵害―米中西部