22日午後3時20分ごろ、東京都港区麻布十番の老舗豆菓子店「豆源」から「油に引火し、火が消えなくなった」と119番があった。東京消防庁などによると、本社1階の店舗の壁が焦げるなどしたがけが人はいなかった。揚げ物の実演販売中だったといい、詳しい原因を調べている。  同庁と警視庁麻布署によると、厨房(ちゅうぼう)内に設置された揚げ物用の機械が火元とみられ、油に火が付き、周辺の壁や排気ダクトを焦がすなどした。店員らが消火活動に当たり、午後4時10分ごろに鎮火した。   ホームページによると、「豆源」は1865年創業で本社1階に本店を構える。首都圏の百貨店を中心に豆菓子やおかきなどの販売で知られる。(了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 麻布の老舗菓子店で火災=「豆源」、けが人なし―東京