大阪府高槻市の民家で昨年7月、浴槽で死亡しているのが見つかった会社員高井直子さん=当時(54)=は、近隣住民の間では気さくな人柄で知られていた。  府警によると、高井さんは大学卒業後、地方銀行に就職。その後、都市銀行のグループ会社に転職し、事務員として働いていた。  近くに住む50代の女性はこれまでの取材に、「しっかりした方で、会えばあいさつもする気さくな方だった」と悲しんだ。  20年以上付き合いがあったという80代女性は「亡くなってすごく悲しい」と肩を落とした。  この女性は高井さんから自宅に1人で住み続けるかどうかなどについて相談を受けたことがあった。養子の存在については「全く聞いたことがなかった」という。高井さんが結束バンドで手を縛られていたと知ると絶句し、「残酷や。何とか犯人を捕まえてほしい」と訴えた。(了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 死亡の女性、気さくな人柄=近隣住民に悲しみと憤り―大阪