【ワシントン時事】米政府高官は16日、ハリス副大統領が18~20日にかけてドイツで開かれる「ミュンヘン安全保障会議」に出席し、19日にウクライナ情勢に関する演説を行うと明らかにした。同国に軍事圧力を高めるロシアを「国際秩序への脅威」だと非難。北大西洋条約機構(NATO)との連携を強化し、ウクライナの主権を擁護する決意を述べる。  ロシアがウクライナ国境への軍備増強をやめず緊張を高める中、ミュンヘン安保会議は欧州を中心に各国の安保・情報当局幹部が集まる重要な機会となる。外交面では目立たぬハリス氏だが、西側の結束を示せるか手腕が問われそうだ。 【時事通信社】 〔写真説明〕ハリス米副大統領=14日、ワシントン(AFP時事)
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 ハリス米副大統領、安保会議で演説へ=対ロ結束、問われる手腕