スーパーボウル制覇へ崖っぷちの状況で、ラムズのQBスタッフォードが勝利を呼び込んだ。第4クオーターも残り2分を切り、4点のビハインド。ここでWRカップにパスを通し、逆転に成功。本拠地のファンが大音声を響かせて熱狂した。  歓喜の瞬間を振り返り、「最高の気分。チームメート、家族と喜びを分かち合えてとても幸せ。最後のプレーは特別で、決して忘れることはないだろう」。  第1、2クオーターにTDパスを決めていたが、後半は得点を演出できていなかった。それだけに土壇場での大働きに胸を張った。  2009年のドラフト全体1位でライオンズに加入。将来を期待されるスター候補だったが、低迷するチームで本領を発揮できなかった。12シーズンを過ごしたチームを離れ、今季からラムズに加入。新天地で輝きを放ち、念願だった頂点に手が届いた。  「このチームの一員になれてよかった」。試練の日々を過ごした司令塔が実感を込めた。(ロサンゼルス時事)【時事通信社】
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記事名:「 スタッフォード新天地で輝く=起死回生のTDパス―スーパーボウル