【ニューヨーク時事】米大リーグ機構のマンフレッド・コミッショナーは10日、フロリダ州オーランドで記者会見に臨み、難航している選手会との労使協定の改定交渉について、「私は楽観主義。(レギュラーシーズンを)予定通りにプレーするために合意できると信じている」と述べた。12日に選手会側と改めて交渉するという。  今月中旬からの春季キャンプの遅延に関しては明言は避け、3月31日に予定されているレギュラーシーズン開幕までに「最低4週間が必要」との見解を示した。今後の交渉に向け、「(試合数の)削減は悲惨な結果を招く。誠意ある前向きな提案をする」と言い、修正案を提示する考え。  マンフレッド氏によれば、指名打者制についてオーナー側は、ア・リーグ同様にナ・リーグでも導入する案を承認している。 (了)【時事通信社】
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記事名:「 予定通りの開幕へ楽観=コミッショナーが記者会見―米大リーグ