金メダル候補と目されていたシフリンが、またも1回目途中棄権に終わった。序盤で体が流れ、旗門の通過に失敗。コース脇で膝を抱えて座り込み、しばらく動けなかった。「この世の終わりではない。気にし過ぎるのは、ばかばかしい」。気丈に話したが、目からは大粒の涙がこぼれた。  7日の大回転に続き、過去に金に輝いた種目でまさかの結果。ワールドカップ(W杯)通算73勝など数々の実績を打ち立ててきた26歳は「もう一度リセットしようと思う。でも対処の仕方が分からない」と弱音を吐いた。(時事)【時事通信社】
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記事名:「 シフリン、大粒の涙〔五輪・アルペン〕