【北京時事】北京五輪のノルディックスキー・ジャンプ混合団体でスーツの規定違反により失格した選手が相次いだことに関し、国際オリンピック委員会(IOC)のアダムス広報部長は9日、メインプレスセンターでの定例記者会見で「国際競技団体の責任であることは明白。(IOCとしては)コメントできない」と述べ、責任の所在は競技を運営する国際スキー連盟にあるとの見解を示した。  アダムス氏は、失格者の一人である高梨沙羅(クラレ)がインスタグラムで「競技が混乱ではなく選手やチーム同士が純粋に喜び合える場であってほしい」と訴えた点について、「大会が人々が共通の価値観を共有する場であるという思いには賛同する」と語った。 (了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 責任の所在は「国際競技団体」=ジャンプスーツ違反に関して―IOC〔五輪〕