【ロンドン時事】中国共産党元高官から性的関係を強要されたと告発した同国女子テニス選手の彭帥さんが、仏紙レキップのインタビューで告発を否定したと報じられたことを受け、女子テニス協会(WTA)のサイモン最高経営責任者(CEO)は7日、「私たちの懸念を軽減するものではない」との声明を出した。  国際オリンピック委員会(IOC)によると、彭さんは5日にバッハ会長と会食した。サイモン氏は「関係当局による疑惑の正式な調査と、彼女の状況を話し合うためにWTAが彭さんと個人的に会う機会を求めている」と改めて訴えた。 (了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 彭帥さんへの懸念、軽減されず=WTA