不妊治療の保険適用 菅義偉前首相が打ち出した少子化対策の一つで、4月から開始される。対象には事実婚も含め、女性は治療開始時点で43歳未満。採取した卵子に精子を受精させた後に子宮へ戻す「体外受精」、注射針を使って精子を卵子に入れる「顕微授精」などに適用する。体外受精などは2019年に約45万8000件行われ、過去最多の6万598人が生まれた。費用は体外受精1回で平均約50万円に上り、現在は助成制度が設けられている。(了)【時事通信社】
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記事名:「 ニュースワード「不妊治療の保険適用」