もがいていた南野が最終予選初ゴールで先制点をもたらした。前半30分すぎ。酒井の鋭いロングパスに、持ち前のスピードで反応した伊東が折り返しの右クロス。大迫がスルーしたボールに、南野は落ち着いたトラップから左足を振り、相手GKに当たりながらも押し込んだ。伊東と長く抱き合い、喜びを分かち合った。  2次予選では7戦連発を決めたが、最終予選では決定機を生かせずにいた。それでも背番号10は「試合を重ねるごとに良くなってきてはいる。手応えも感じている」。話していた通りの好感触を結果で示した。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕サウジアラビア戦の前半、先制ゴールを決め喜ぶ南野(左から3人目)ら=1日、埼玉スタジアム
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 南野、ようやく輝き=サッカーW杯予選