後藤茂之厚生労働相は1日の閣議後記者会見で、米ファイザー社製の新型コロナウイルス経口治療薬「パクスロビド」について、「2月中旬には承認をするような形で作業を進めていきたい」と述べた。コロナワクチンの3回目の職域接種については、申し込みの条件を1会場当たり1000人以上から500人以上に緩和すると発表した。  後藤厚労相は、ファイザー社と今年中に200万人分を購入することで最終合意したと明らかにした上で、「薬事承認が行われれば、速やかに約4万人分が納入される見込みだ」と説明した。  職域接種については、「検討中の企業からの申し込みがさらに進むことを期待している。希望する国民が一日も早く接種できるように取り組みたい」と語った。 (了)【時事通信社】
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記事名:「 ファイザー飲み薬、中旬にも承認=職域接種申し込み要件緩和―後藤厚労相