サッカーJリーグのチームに所属するブラジル人選手が韓国で滞納した税金約1000万円について、名古屋国税局が韓国税務当局の代わりに徴収していたことが26日、関係者への取材で分かった。韓国側から要請があり、昨年までに徴収を終えて送金したという。  関係者によると、この選手は以前、韓国リーグのチームに所属。その後、名古屋国税局管内のJリーグチームに加入した。関係者によると、韓国内で差し押さえる資産がないため、韓国側が「税務行政執行共助条約」に基づく徴収共助の制度を活用して日本側に依頼。同国税局が選手の報酬の一部を差し押さえたという。  選手は現在、日本国内の別チームに在籍している。 (了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 ブラジル人Jリーガーから徴収=韓国在籍時の滞納分―名古屋国税局