小林陵は1回目を終えて4位。逆転も可能だったが、2回目は飛距離を伸ばせなかった。これでW杯は4戦連続で表彰台を逃した。  今週末は本来なら札幌大会が開催されていたはずだった。新型コロナウイルスの影響で中止が決まった時、伝え聞いた小林陵は「できれば一度帰りたかった」とこぼした。欧州遠征が長くなり、疲れもあるという。北京五輪の開幕が間近に迫り、踏ん張りどころだが、「しょうがない状況なので。あした、いいジャンプができるように」。自然体で目の前の一戦を見詰めた。(ティティゼーノイシュタット時事)【時事通信社】
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記事名:「 踏ん張りどころの小林陵=W杯ジャンプ男子