【北京時事】経営危機に陥っている中国不動産開発大手の中国恒大集団は22日、ドル建て社債の利息1億1750万ドル(約134億円)の支払期日を迎えた。支払いができなければ30日間の猶予期間に入るが、同社は既に別の社債の利払いが滞り、格付け大手から部分的なデフォルト(債務不履行)に認定されており、今回も最終的な期限までの支払いは困難な状況だ。  恒大は24日にも子会社が発行した社債の利息2億3500万ドルの支払期日が到来するほか、27日には未払いとなっている社債の利息2億5520万ドルの猶予期限が切れることから、事態は再び切迫している。 【時事通信社】 〔写真説明〕上海にある中国不動産開発大手の中国恒大集団のビル(中国・上海)(EPA=時事)
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 新たな利払い期日到来=実施は困難か―中国恒大