【シリコンバレー時事】米インターネット通販最大手のアマゾン・ドット・コムは２０日、同社初となる衣料品の実店舗を今年後半にロサンゼルス市郊外にオープンすると発表した。商品の試着でスマートフォンを活用するなど、ＩＴを積極導入しているのが特徴だ。 店名は「アマゾン・スタイル」。市郊外の商業施設に出店する。 スマホのアプリで商品のＱＲコードを読み取ると詳しい情報が確認でき、試着を希望すれば自動的に店舗在庫から試着室に用意される。試着室では備え付けの液晶画面を使って、色やサイズの変更をオーダーすることが可能。別商品の試着でも数分以内に届くという。試着せずに直接購入する場合は、引き取りカウンターで商品を受け取る。 また、利用者の情報を機械学習で分析することで、好みに合った商品を提案できる。体形などを入力しておけば、分析の精度が増すという。 【時事通信社】 〔写真説明〕アマゾンのロゴマーク（ＡＦＰ時事）