正代が連敗を3で止めた。左をねじ込んで北勝富士の攻めをしのぐと、思い切りのいいはたき込み。勝因を「体が反応してくれた」と話した。  今場所はずるずると黒星を重ね、「自分の中でちょっと整理をつけられなかった」。取材に応じない日も続いた。それでも11日目に7敗目を喫して後がなくなり、「ウジウジしても仕方がない」と吹っ切れたという。残り3日間へ、「ここで切り替えていかないと。最後まで思い切り取り切れたらいい」。大関の意地を見せたいところだ。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕正代(左)は北勝富士をはたき込みで下す=20日、東京・両国国技館
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 吹っ切れた正代=大相撲初場所