王鵬は、祖父である大横綱大鵬の命日に白星を逃した。十両荒篤山にうまくいなされると、回転のいい突きを受けて土俵を割った。「負けていいと思って相撲を取っている日はないが、きょうは勝ちたいなというのはあった」と残念がった。  新入幕ながら好内容が目立つ今場所。連勝は3で止まったが、勝ち越しまであと一つとしている。「まだ、心地いい疲れ。前に出て元気な相撲を取れたらいい」と残り4日間を見据えた。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕荒篤山(左)に追い込まれる王鵬=19日、東京・両国国技館
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 王鵬、祖父の命日に白星ならず=大相撲初場所