葛西は2戦連続の表彰台を逃した。前日ほどの風がない条件で、1回目は129.5メートル、2回目は133.5メートルと上々の飛躍。「いいジャンプができた。2回目は(踏み切りの)タイミングが遅れたけど(許容)範囲内で飛べたので、調子はだいぶ上がってきた感触がある」と明るい表情で言った。  3位とは合計で飛距離にして70センチ弱の1.2点差だった。1回目の着地でテレマークがきれいに入らず減点されたのが響き、「あそこでうまく入っていれば表彰台に行けた」。その上で世界の舞台で戦うことをイメージし、「希望が見えてきた」と話した。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕男子で4位の葛西紀明の1回目の飛躍=16日、札幌市大倉山ジャンプ競技場
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 表情明るい葛西=STV杯ジャンプ