【ニューヨーク時事】国連人道問題調整事務所(OCHA)と難民高等弁務官事務所(UNHCR)は11日、深刻な食料不足などに見舞われているアフガニスタンへの人道支援計画を発表し、2022年の1年間で50億ドル(約5700億円)以上が必要だとして、各国に拠出を求めた。国連創設以来、1カ国への支援額としては最大規模になるという。  アフガンの経済状況は、昨年8月のイスラム主義組織タリバンによる権力掌握後、急速に悪化。発表によれば、人口の半分以上の2440万人が人道支援を必要としており、過去数十年で最悪の干ばつも発生したことから、世界で最も多くの人々が食糧難に苦しんでいる。 【時事通信社】 〔写真説明〕アフガニスタンの避難民たちが暮らすテント=2021年9月、カブール(AFP時事)
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 アフガン支援で5700億円要請=国連、創設以来最大額