渡部暁は連日の好走で後半に順位を上げた。前半飛躍は助走姿勢を変えて前日よりもやや上向いたが、トップと46秒差の12位から後半スタート。じわじわと差を詰めて今季最高の6位に入ったものの、表彰台争いはできず、「結果的にはそんなに悪くないけど、狙っている位置に届いていないのが悔しい」と話した。  これからは毎週末に複数の試合が控える。その後に北京五輪という厳しい日程だが、どこかのW杯を回避しての調整は考えていないという。「覚悟を決めた」。大舞台が近づき、気合が入っている様子だった。(時事)【時事通信社】
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記事名:「 渡部暁、走りは好調=W杯複合