小林陵は2度目の総合優勝を遂げたジャンプ週間後のW杯初戦で、4位に入った。1回目は首位と僅差の2位につけたが、2回目は1回目より飛距離を落とした。踏み切りのタイミングが遅れていると言い、「修正できなかった」と振り返った。  ジャンプ週間は初戦から3連勝。最終戦は5位で完全優勝こそ逃したが、兄・潤志郎らとケーキを食べるなどして祝勝会を楽しんだ。「やっと一区切り。ほっとした」。重圧から解放され、さすがに疲労の色が見えた。  2大会連続となる北京五輪代表に正式に決定。「楽しみ。みんなが注目してくれているので、良いジャンプができれば」と決意を新たにした。(ビショフスホーフェン時事)【時事通信社】
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記事名:「 小林陵、五輪へ決意新た=W杯ジャンプ男子