阪神の佐藤輝が7日、奈良県生駒市にある母校近大のグラウンドで自主トレーニングを公開した。 ノックでは大学時代の定位置だった三塁へ。昨季は右翼が主だったが、「三塁を守りたい気持ちはずっとある。どこを守るか決めるのは僕じゃないので、どちらもできる準備はしたい」と話した。近大の先輩に当たる遊撃の小深田(楽天)の動きも観察し、「ボールの待ち方がうまい。どこがいいのか、見ながら考えてやった」と述べた。 24本塁打を放った一方で、終盤に失速した昨季を踏まえ、打撃は確実性を上げることがテーマ。「ホームランを30、40、50本と打てるように。昨年以上の成績を残したい」と言葉に力を込めた。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕三塁でノックを受ける阪神の佐藤輝=7日、奈良県生駒市