大坂は危なげなく8強入りした。初対戦だったザネフスカに2ゲームしか与えず、わずか58分でストレート勝ち。1回戦はフルセットと苦戦していただけに、「反省を生かせて良かった」とほっと一息ついた。  2日前の今季初戦では第1サーブがいまひとつだったが、出だしで改善した。第1セットは61.9%を入れて効果的にポイントを奪い、ストロークでも要所でベースラインを深く突くなど、安定した試合運びだった。  サーブは大坂が持つ武器の一つ。第2セットは第1サーブの成功率が4割を切って再び安定感を欠いたものの、入ればまともに返球されることは少なく、第2サーブでも主導権を握れるほどだった。圧力をかけつつ、ラリーでもミスを抑えて一方的に押し切った。  自身を「試合をするごとに良くなっていくタイプ」と言う。全豪オープン連覇に向けて、前哨戦で少しずつ手応えを増しているようだった。(時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕準々決勝進出を決めて手を上げる大坂なおみ=6日、オーストラリア・メルボルン(AFP時事)
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 大坂、危なげなく=サーブの反省生かす―女子テニス