第98回東京箱根間往復大学駅伝競走で6度目の総合優勝を果たした青学大チームが4日、東京都内で取材に応じた。10区間のメンバー中、8人は3年生以下。原晋監督は「まだまだ成長できる。伸びしろは十分」と語り、さらなる強化や改善に取り組む意向を示した。  青学大は往路、復路とも制し、合計10時間43分42秒の大会新記録で圧勝。2位に11分近い大差をつけた。原監督が目指すタイムは10時間40分切り。「そこに持っていきたい。10年以内には」とのプランを明かした。  今大会の1区で中大の吉居大和が区間新を出した走りを引き合いに、「駅伝の質が変わってきている」と原監督。「最初の5キロを14分15秒で入れるようなランナーを育成したい。それはマラソン選手養成につながる。箱根駅伝は、そのステップだと思う」と強調した。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕箱根駅伝総合優勝の翌日、取材に応じてポーズを取る青学大の原晋監督(中央)と選手たち=4日、東京都港区
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 青学大・原監督「まだ成長できる」=箱根駅伝V、スピードに意欲