Jリーグは30日、J1鳥栖の金明輝前監督によるパワーハラスメント行為が常態化していたと認定する調査結果を発表し、8試合の出場停止とけん責処分を科した。公式戦に参加する立場でない場合は、来年2月19日から3月26日が停止期間となる。鳥栖には自浄能力を欠いたとし、罰金300万円とけん責。  金氏は行き過ぎた指導があったとして、クラブからリーグ戦3試合指揮停止などの処分を受けたが、鳥栖の調査が不十分だとする通報を受けたJリーグが追加調査に乗り出していた。  Jリーグの調査では、金氏が選手らに対し「死ね」などといった暴言や、胸ぐらをつかむなどの行為を繰り返していたことが判明した。  オンラインで会見したJリーグの村井満チェアマンは「責任者として申し訳なく思う」と謝罪し、金氏については「大変有能な監督。反省し、未来に向けて再起してもらいたい」と話した。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕J1鳥栖の金明輝前監督
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 金明輝氏のパワハラ認定=鳥栖前監督に出場停止8試合―Jリーグ