【モスクワ時事】ベラルーシ政府は27日、ルカシェンコ大統領が提案していた憲法改正の草案を公表した。大統領経験者に対し、在任中の行為の責任を問わないと定めたほか、終身議員の地位を付与するなど、強権支配を続けるルカシェンコ氏の身の安全を保証する内容となっている。  改憲案では過去に撤廃された大統領3選禁止の規定が復活。しかし「新たに選出された大統領が就任した日から効力を発する」と規定しており、次回選挙でルカシェンコ氏が当選すれば、さらに2期続投可能とも読み取れる。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 強権大統領の身の安全保証へ=改憲案公表―ベラルーシ