史上初のグランプリ4連覇を目指したクロノジェネシスは3着で引退レースを飾れなかった。最後の直線でエフフォーリアに進路を閉ざされ、追い上げもかなわずGI5勝目には届かなかった。ルメール騎手は「ラストランで勝つことができなくて申し訳ない」と悔やんだ。  レース後には引退式が行われた。デビューからコンビを組み、現在は落馬負傷のため戦線を離れている北村友騎手も出席。今後は繁殖馬となる予定で、斉藤調教師は「本当にお疲れさまとしか言いようがない。北海道に戻っていいお母さんになってください」と声を掛けた。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕有馬記念のレース後に行われた引退式でファンに最後の雄姿を見せるクロノジェネシス=26日、中山競馬場
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 クロノジェネシス、引退飾れず=競馬有馬記念