河辺がSPから順位を守って3位で表彰台に乗り、初の五輪代表入りへアピールした。  「自分はまだまだ五輪に出られるレベルに達していない」と無欲で挑んだフリー。冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)をきれいに着氷し、波に乗った。最後まで大きなミスなく終え、135.38点の高得点を見ると「10点、間違えているんじゃないか」と驚きながらも喜んだ。  11月のNHK杯で2位に入り、初めて世界を意識するようになったという。成長著しい17歳は「(五輪代表に)選ばれても選ばれなくても、練習を一生懸命やるのは変わらない」。泰然と26日の発表を待つ。(了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 無欲で挑んだ河辺=全日本フィギュア