女子の河辺は上位でただ一人、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に挑んで成功させた。冒頭の大技を決めて波に乗ると、連続3回転を含むジャンプの全てで出来栄え点(GOE)の加点を引き出す好演技。ガッツポーズで自らを祝い、「すごく自信につながった」と笑顔を見せた。  11月のNHK杯ではグランプリ(GP)シリーズで初の表彰台となる2位に入り、北京五輪代表争いへ名乗りを上げた17歳。トップの坂本から4.96点差の3位で臨むフリーも、トリプルアクセルに挑戦する予定。「自分のできる一番いい演技をしたい」と気合十分だった。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕女子ショートプログラムで演技する河辺愛菜=23日、さいたまスーパーアリーナ
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 挑戦実らせた河辺=全日本フィギュア