国際宇宙ステーション(ISS)への宇宙旅行から帰還した実業家の前沢友作さん(46)らが22日(日本時間)、滞在中のロシア・モスクワ郊外からオンラインで記者会見した。12日間の飛行について前沢さんは、「短かった。理想的には20日間くらいいられたら良かったが、30日は長いと思う」と振り返った。  前沢さんは「(到着後)慣れるまでに4日くらいかかる。慣れてからは8日しかないので、もう少しいたかった」と説明。心境の変化については「地球を大事にしようと思った。地上でもごみをしっかり分別します」と答えた。  滞在中、眠ることが難しかったという前沢さん。対処法を問われると「ある工夫をしました。続きはユーチューブをごらんください」とかわし、笑いを誘う一幕もあった。  今回は機会がなかった船外活動(宇宙遊泳)にも、「次回はやりたいです」と意欲を見せた前沢さん。「次の目標は月に行くことです」と話した。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕国際宇宙ステーション(ISS)から帰還し、オンライン記者会見に臨む実業家の前沢友作さん(中央)=22日、ロシア・モスクワ郊外((C)TASS/Roscosmos)
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 宇宙旅行12日間「短かった」=前沢さん、帰還後会見