女子の北京五輪代表争いでリードする坂本は、2連覇を遂げた11月のNHK杯以降、心身ともに苦しんだことを明かした。発熱で1週間ほど寝込んだ上に、進出を決めていた今月のグランプリ(GP)ファイナルが新型コロナウイルスの影響で中止に。「気持ちがすごくダウンし、練習の調子が不安定になった。(体幹の筋力は)いまだに完璧には戻っていない」と話した。  公式練習ではジャンプのミスが散見された。それでも、2大会連続の五輪代表入りに向けて、「誰よりも出たい気持ちは強い。最終選考のこの場で、しっかり自分の演技ができたら」と気持ちを奮い立たせていた。(了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 坂本、苦しみ明かす=全日本フィギュア