【ソウル時事】21日の朝鮮中央通信は、北朝鮮の金正恩総書記が平壌市民に魚を供給するよう指示したと伝えた。人民軍の水産部門が捕獲した数千トンの魚を載せた列車とトラックが平壌に到着したという。  正恩氏の父、金正日氏は死去前日の2011年12月16日に平壌市民への魚供給を指示したと宣伝されている。この逸話を踏まえ、正恩氏が正日氏死去10年に合わせて同様の指示を出したもようだ。  同通信は「首都の勤労者と青少年学生は敬愛する元帥様(正恩氏)がいるので、将軍様(正日氏)の愛情が人民の心に、生活の中に、今日も変わらず流れていることを痛感した」と伝えた。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 正恩氏、平壌市民に魚供給=父の死去10年で―北朝鮮