米ファイザー飲み薬、緊急使用認める=コロナ重症化リスク低減―EU当局
時事通信社 2021年12月17日 06:53:05
【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)の欧州医薬品庁(EMA)は16日、米製薬大手ファイザー製の新型コロナウイルス経口治療薬「パクスロビド」の緊急使用を認める判断を下した。発症初期患者の重症化を防ぐため投与する。 コロナ経口薬についてEMAが正式な販売承認前の緊急使用を認めるのは、米メルク製の「モルヌピラビル」に続き2例目。実際の使用可否は加盟各国が決める。 臨床試験(治験)の暫定的な結果では、発症から5日以内に服用を開始した場合に入院や死亡リスクを大きく低下させる効果があった。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社