中央アジア・カザフスタンのエシムベコフ駐日大使は16日、30年前に閉鎖された同国の旧ソ連セミパラチンスク核実験場の汚染被害を踏まえて「われわれの目標は核兵器のない世界を実現すること」だと強調し、同じ「ヒバク国」として日本に核廃絶への協力を呼び掛けた。東京都内の日本記者クラブで会見した。  16日はカザフが独立してからも30周年。エシムベコフ氏は横浜国立大などで学んだ日本専門家で、今年7月に着任した。カザフは中央アジア5カ国を非核地帯とする条約に2006年に調印し、核兵器禁止条約も批准している。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 カザフ大使「核兵器なき世界実現を」=日本に協力呼び掛け