【北京時事】中国が世界貿易機関(WTO)に加盟して11日で20年。急増する輸出を足掛かりに高成長を実現し、米国に次ぐ世界2位の経済大国に躍進する大きな転機となった。一方、懸案の国有企業改革は進まず、米国との対立も先鋭化した。課題を抱えたまま膨張を続ける中国は、世界経済を揺さぶる波乱要因にもなりかねない。
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 輸出主導で経済大国に=改革進まず米と対立―WTO加盟20年・中国