高知県香南市発注の公共工事をめぐる官製談合事件で、高知地検は3日、官製談合防止法違反などの罪で起訴された市住宅管財課長=休職中=の起訴を取り消したと発表した。同地検の上田敏晴次席検事は「公判請求後に新たに判明した事実関係も踏まえ、公訴を維持するのは困難と判断した。取り下げに至った点については大変遺憾」と述べた。地検は11月、課長の勾留取り消しを裁判所に申請し、釈放していた。
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 釈放の課長、起訴取り消し=香南市官製談合事件―高知地検