南米チリの南部にある、白亜紀後期(7490万~7170万年前)の地層から草食恐竜の化石が見つかり、新属新種に分類したと、チリ大などの研究チームが1日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。全長約2メートルで四足歩行していたと推定され、尾の先半分の骨がボートのオールのように平たく固まっているのが特徴。敵に襲われた際などに振り回し、「武器」にしていたとみられるという。
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 オールのように平たい尾=新種草食恐竜の化石―南米チリ