最終組で古江が打った最後のパットを確認した稲見は、涙を流した。2年に及んだシーズンの賞金女王に決定。前日までは「意識しない」と抑えていた感情が、あふれ出た。キャディーを務めた奥嶋誠昭コーチを引き合いに「先に泣かれて、もらい泣きしてしまった」。張り詰めていた緊張をようやく緩めた。
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 強気の攻め、最後は涙=稲見、苦境乗り越えた新女王―JLPGAツアー選手権