会計検査院は5日、2020年度の決算検査報告書を岸田文雄首相に提出した。税金の無駄遣いや資産の有効活用の必要性を指摘した事業は210件、指摘金額は2108億7231万円に上った。新型コロナウイルス感染拡大の影響で実地検査が減り、件数は1994年度以降最少となった一方、指摘金額は前年度の297億円を大幅に上回った。
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 税の無駄2108億円=コロナで件数減、20年度決算報告―会計検査院