2020年に胃や大腸などの5部位でがんと診断された人が、新型コロナウイルス感染拡大前の19年比で9.2%減ったことが5日、日本対がん協会(東京都中央区)などの全国調査で分かった。緊急事態宣言に伴うがん検診の中止などが影響したとみられ、五つのがんで約4万5000人の見過ごしが推定されるという。同協会などは早期に検診を受けるよう求めている。
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 コロナ禍、がん診断9%減=20年、4万5000人見過ごしか―「早期に検診を」・協会など