神戸市北区で2017年7月、祖父母や近隣住民ら5人を殺傷したとして、殺人罪などに問われた無職竹島叶実被告(30)の裁判員裁判の判決が4日、神戸地裁で言い渡される。争点は被告の刑事責任能力の程度で、弁護側は心神喪失状態だったと無罪を主張し、検察側は心神耗弱にとどまると無期懲役を求刑。精神鑑定をした医師2人の意見は割れ、裁判員は難しい判断を迫られている。
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 割れる鑑定、どう判断=責任能力めぐり応酬―5人殺傷、4日判決・神戸地裁