26日に死去した盧泰愚氏は大統領在任中、冷戦構造崩壊という時代の流れに乗り、過渡期の韓国をリードした。軍人出身ながら、温和な笑顔で「普通の人」を標ぼう。持ち味のバランス感覚を生かして、実績を残した。しかし、退任後は韓国の大統領経験者として初めて逮捕され、一気に転落。その歩みは韓国現代史の「光と影」を体現していた。
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 過渡期担った「普通の人」=韓国現代史の「光と影」体現―盧泰愚氏