インターネット金融大手SBIホールディングスが、新生銀行に対するTOB(株式公開買い付け)を発表して1カ月余りが経過した。新生銀を傘下に収め、複数の地方銀行と連携する「第4のメガバンク」構想の核に据えたいSBIと、事前に協議がなかったとする新生銀が対立。敵対的TOBに発展する見通しとなる中、公的資金を抱える新生銀がSBIの提案を拒むには株主への明確な説明が求められそうだ。
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 新生銀に説明責任=SBIのTOB、公的資金が急所