ロッテは優勝マジック点灯を懸けたオリックス戦に連敗し、また足踏みした。 美馬は五回に１点差とされ、なお無死一、三塁でＴ―岡田を三振に仕留めたところで降板し、「あの回は投げ切らないと」。代わった東妻が２死後に３ランを浴びるなど、この回６点を失った。 今季ワーストの１５失点を喫し、打線も二回に加藤のプロ初本塁打で挙げた２点に終わった。井口監督は「大事な試合で一方的なゲームになってお客さんに申し訳ない」と言葉少なだった。 【時事通信社】 〔写真説明〕５回、降板するロッテ先発の美馬（手前）＝２９日、ゾゾマリン