大阪府摂津市で新村桜利斗ちゃん(3)が熱湯をかけられ死亡した事件で、市などが桜利斗ちゃんの母親について「第三者からの暴力を止められないネグレクト(育児放棄)」と判定していたことが28日、分かった。殺人容疑で母親の交際相手の男が逮捕されてから29日で1週間。市は男の同居を把握しておらず、判定後も「緊急性は低い」とする判断を変えなかった。専門家は「市の認識は甘いと言わざるを得ない」と指摘している。
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 事件前、母親の「育児放棄」判定=「男の暴力止められない」―3歳死亡、逮捕から1週間