眠りの質が悪いと翌日の体調にも大きく影響するので、残暑の中でもぐっすりと眠りたいものですね。
今回は、エアコンの使い方や食生活により、質の良い睡眠を得るための方法をお伝えします。
エアコンを使用しているのに、寝苦しさを感じる人が半数以上
三菱電機 霧ヶ峰PR事務局が、小学生以下の子どもがいる夫婦(東京・大阪在住の男女600名)を対象に行った「夏の就寝時に関する調査」をご紹介します。
調査結果によると、50.3%の方が、就寝時、エアコンを使用しているにも関わらず、「寝苦しさ」に悩んでいることがわかりました。
「就寝時のエアコン使用」に関する質問では、就寝時にエアコンを「一晩中つけている」と答えた人は、42.4%。
半数以上がタイマーを使用したり、中には就寝時にエアコンをつけない人もいることが明らかになっています。
快眠のプロが解説、エアコンはつけっぱなしがおすすめ
睡眠環境プランナーの三橋美穂さんは、快適に眠るためには布団の中の「快眠温度」(約33℃)・「快眠湿度」(約50%)を実現するのがポイントだと語ります。
布団の中の温度と湿度をコントロールするには、エアコンの使い方や寝具の工夫が必要です。
三橋さんによると、快眠のためにエアコンは”一晩中つけっぱなし”がおすすめなのだそう。けれど、電気代が気になりますよね。
夏、就寝の際のエアコン使用時のお悩みを調査した結果からも、「電気代が高くなる」という悩みが1位で、66.7%を占めています。
どうしても電気代が気になる方は、設定温度を28℃にしてエアコンを一晩中つけ、通気性が高い敷きパッドを活用するのがおすすめなのだそう。
通気性が高い敷きパッドを使うことで、背中がマットレスに密着しても背中の蒸れや不快感で目が覚めるのを防ぎやすくなります。
また、横向きで寝て背中の蒸れを防ぐのもおすすめ。抱き枕を使うと体の圧力が分散されるので、横向きで長時間眠りやすくなります。
睡眠の質が落ちる大きな原因のひとつ「副腎疲労症候群」
エアコン以外に、眠りの質を左右する要因を見ていきましょう。
睡眠栄養指導士協会の代表理事である河野記代子さんは、睡眠の質を妨げる要因の一つに、副腎疲労を挙げます。
副腎は腎臓の上に位置する、親指の第1関節くらいの小さな臓器なのですが、50種類程の重要なホルモンを分泌します。
副腎は、ストレスを受けると、ストレスに対応するホルモン(コルチゾール)を過剰に分泌し続けてしまい、疲弊してしまうのだそう。
「現代のストレス過多な状況下では、ほとんどの人が副腎疲労を起こしているのではないでしょうか」と河野さんは語ります。
睡眠の質を向上させるためには、ストレスを管理し、副腎の負担を軽減することが大切です。
栄養素をバランス良く摂取して腸内環境を整えよう
また、睡眠ホルモンであるメラトニンを安定的に作るには、トリプトファンを豊富に摂取しつつ、腸内環境を整えることが大切なのだとか。
【トリプトファンを豊富に含む食品の例】
乳製品:牛乳、ヨーグルト、チーズなど
肉類:鶏肉、豚肉など
魚介類:サーモン、マグロ、えびなど
豆類:大豆、納豆、豆腐など
ナッツ類:アーモンド、カシューナッツ、ピーナッツなど
穀物:玄米、オートミール、大麦など
そのほか、トリプトファンをセロトニンに変換するために必要なビタミンB6、同じくセロトニン生成に必要で体内の活性酸素を取り除いでくれることでストレスも軽減するといわれるビタミンC、セロトニンがメラトニンに変換されるのに役立つビタミンDや亜鉛、神経の興奮を抑えるマグネシウムなどにも注目です。
ただし、これらの栄養素を多く摂れば良いというわけではなく、バランスよく摂取することも大事。
食事からの摂取だとなかなか難しいため、サプリメントの活用もおすすめです。
例えばユーグレナの飲料やサプリメントには、マルチビタミンやトリプトファンのほか、乳酸菌、タンパク質、オメガオイルなど、豊富な栄養素を含むアイテムがあります。
また、ユーグレナに含まれる「パラミロン」という食物繊維はストレス緩和や睡眠の質向上に直接有効であることがわかっているため、「エアコンをつけっぱなしで寝具を工夫しても眠れない」という人には特におすすめ。左)からだにユーグレナ 睡眠・ストレスWサポート 機能性表示食品 ¥4,536(税込)
右)からだにユーグレナ トロピカルフルーツオレ カロリーオフ ¥149(税込)
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