コロナ禍の自粛生活の影響で運動が減少、摂食行動が増加
まず、新型コロナウイルス感染症流行前(2019年以前)と比べたコロナ禍以降の生活習慣の変化を聞いた質問では、66.9%が「在宅時間が増えた」と回答、それに伴い47.9%が「座りっぱなしの時間が増えた」と答え、体を動かす機会が減少していることが明らかになりました。
一方、食事回数の変化を聞くと、コロナ禍前より食事回数が「増えた」という回答は28.1%、1回の食事の量が「増えた」は26.8%となっています。間食の回数も全体の38.4%が「増えた」と回答し、量も34.1%が「増えた」と回答しています。
コロナ禍においては、日常生活の中でカロリーを消費する行動が減り、食事や間食が増えた人が多く、ダイエット意向の高まりの背景には、こうしたコロナ禍中の「カロリー負債」があるようです。
管理栄養士さんおすすめの「食べるダイエット」
株式会社askenの取締役で管理栄養士でもある道江美貴子さんは「コロナ禍中では運動する機会が減り、宅配サービスの利用等で栄養バランスに偏りが出て、体重コントロールが難しくなった方もいます」と語ります。
また、単にカロリーを減らすだけでは、そもそもダイエット自体が長続きしなかったり、一度痩せてもリバウンドしてしまいやすくなったりするほか、ビタミンB群やミネラル、食物繊維などの痩せるために必要な栄養素まで不足してしまい、結果的に代謝の効率が悪くなることもあるのだそう。
そんな道江さんのおすすめダイエットは、過剰にカロリーを制限する「食べないダイエット」よりも、バランス良く多様な栄養素の摂取を継続する「食べるダイエット」。
例えばAI 食事管理アプリ『あすけん』は、食事画像やバーコードを読み取るだけでカロリーや栄養素が表示され、目標摂取エネルギーや各種栄養素に対する過不足が一目で分かります。
こうしたアプリも活用しつつ、日々の食べたものを見える化し、特に痩せるために必要な栄養素が不足していないかに着目して、健康的なダイエットを実現してほしいと道江さんは話します。
食べるダイエットなら、食事制限よりも気軽にストレスなく、長く続けられそうです。体重が気になる皆さんも、食べるダイエットに挑戦してみませんか。
【参考】
※食事管理アプリ『あすけん』サイト
https://www.asken.jp 情報提供元: WomanSmartLife