三井住友海上火災保険株式会社が行ったペーパードライバーと自動車の運転に関する調査によると、ゴールド免許保有者のうち3人に1人が「ペーパードライバーの自覚がある」ということが分かりました。

10年以上運転していない人が半数以上、ペーパードライバーを卒業したい人も半数以上
20代~50代の男女のうち、現在ペーパードライバーであると回答した400人と、過去にペーパードライバーであったと回答した人(以下、元ペーパードライバー)400人の計800人を対象に調査しました。
調査の結果、運転免許保有者の76.0%がゴールド免許を保有しているものの、ゴールド免許保有者のうち約3人に1人がペーパードライバーの自覚があると答えました。
ペーパードライバーのうち73.3%が定期的に運転していない期間を3年以上と答えています。また10年以上と答えた人は、全体の半数以上を占めていました。
また、ペーパードライバーのうち2人に1人(50.8%)が、ペーパードライバーから卒業したいと回答しています。
そこで元ペーパードライバーの人に、ペーパードライバーを卒業するために役立てたサービスについて質問したところ、82.5%の人が何らかのサービスを活用したと回答しました。

万が一の事故の際の備えとして、「ドライブレコーダー」(16.8%)、「免責金額が0円の保険」(11.0%)といった回答もみられ、安心がペーパードライバーの卒業につながることが伺えます。

いざという時に備えて安心できるツールがあれば、ペーパードライバーを卒業しやすい
ペーパードライバーの卒業について、三井住友海上火災保険株式会社 CXデザイン部長 兼 CMO(チーフマーケティングオフィサー)の木田浩理(きだ ひろまさ)さんに話を聞いてみました。

木田さんも大学在学中は実家の車を運転していたものの、大学を卒業後に1年ほどペーパードライバーだったそう。
その後転職先で運転が必要になりましたが、実家で乗っていた車とアクセルを踏んだときの挙動が違い、戸惑ったそうです。

木田さんはペーパードライバーを卒業したい人が多いことについて、
「車は便利で楽しいものですが、いざ運転しようと思うと、勇気が必要なのもよく分かります」
と話します。
運転に不安がある人に木田さんがおすすめするのが、「スマ保『運転力』診断」アプリをはじめとした、運転傾向を診断するサービス。
自分の運転能力を、客観的に知ることができます。

また、何かあったときにドライブレコーダーなどの備えも、安心できるツールの一つになると提案してくれました。

「知り合いの車を運転するというときは、24時間単位で加入できる保険サービスもあります。多様なサービスを活用して、安心のカーライフをお楽しみください」(木田さん)

「子どもの送迎に車が必要になった」「引っ越しをして車がないと不便」など、ペーパードライバーを卒業しなくてはいけない状態になっている人も多いでしょう。

木田さんのアドバイスを参考に、安心して運転できる環境を整えて、ペーパードライバーを安全に卒業しましょう。

【出典/取材】
※三井住友海上火災保険株式会社
https://www.ms-ins.com/
情報提供元: WomanSmartLife
記事名:「 ゴールド免許保有者のうち3人に1人がペーパードライバー!半数がペーパードライバー卒業を希望していることが明らかに